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「好きなことで稼ぐ」はわがままじゃない。50代からはじめる“我慢しない働き方”
1. はじめに:「もう我慢の時代は終わりにしよう」
「嫌なことでも我慢して働くのが大人」
「お金のために、多少の苦労は仕方ない」
そんな価値観の中で、これまで私たちは頑張ってきました。とくに女性は、家事、育児、介護、そして仕事と、さまざまな役割を一人で背負いがちです。
でも、ふと立ち止まったときに思うのです。
「本当にこのままでいいの?」
「人生の後半戦、やりたいことをして生きていきたい」
そう考えるのは、何もわがままなんかじゃありません。
むしろ、「自分の好きなことを活かして生きる」ことは、これからの時代において大切な生き方です。
2. 「好きなこと」で稼ぐのは現実的?
よくある誤解があります。
「好きなことでは稼げない」
「副業として成功しているのは一部の才能のある人だけ」
しかし実際は、小さな好きをコツコツ積み上げて収入に変えている人がたくさんいます。たとえば:
- ハンドメイド作品をネットで販売する
 - ブログで自分の経験を発信し、広告収入を得る
 - 料理好きが自宅で料理教室を開く
 - ペット好きがペットシッターとして活動する
 
これらは一見「趣味」に思えるかもしれませんが、それを必要としている人がいれば、十分「価値」になるのです。
「自分の好きなことや得意なことがわからない」
そう感じている方も、きっと少なくないと思います。
実は私自身も、以前はそうでした。
好きなことはたくさんある。興味のあることもいろいろある。
でも、それが本当に仕事につながるのか、自信が持てなかったのです。
たとえば、「旅行が好き」「カフェめぐりが好き」「文章を書くのが好き」…
これって、ただの趣味?
「楽しい」と「稼ぐ」は、どうつながるの?
そんなふうに悩んでいました。
そんな時、ある人からかけてもらった言葉があります。
「好きなことをして、どうなりたいかを考えてみるといいよ」
そのときは正直、ピンと来ませんでした。
「どうなりたいか?」と聞かれても、はっきり答えられなかったのです。
でも、頭の片隅にその言葉はずっと残っていました。
それから私は、ノートに自分の「好きなこと」や「これまでやってきたこと」「気になること」を書き出してみました。
- 自然が好き
 - 国内外の一人旅が好き
 - 人と話すことが好き
 - カフェで過ごす時間が心地いい
 - Instagramに旅の記録をアップするのが楽しい
 
そして、こう問いかけてみました。
「私は、これらを通じてどうなりたいんだろう?」
時間はかかりましたが、だんだんと見えてきたものがありました。
私は、「自分の好きな場所で働きながら、自由に暮らしたい」
「人に縛られず、時間も場所も自分で選びたい」
「そして、同じようにモヤモヤしている誰かの背中を押せる存在になりたい」
そう思ったとき、「旅」と「仕事」を組み合わせるという発想が、自然と生まれてきました。
今では、「旅×仕事」というキーワードを軸に、ブログで発信したり、旅先からパソコンひとつで働いたりしています。
自分の好きなことが、そのまま「生き方」や「働き方」につながっている実感があります。
もちろん、最初から明確に「これが仕事になる!」とわかっていたわけではありません。
でも、「どうなりたいか」という未来のイメージを持ったことで、少しずつ道が開けていきました。
「好きなこと」×「なりたい未来」を掛け合わせることで、可能性は広がります。
「好きなことはあるけど、仕事になるかわからない」と感じている方は、
ぜひ一度、「その好きなことをして、自分はどうなりたいか?」と考えてみてください。
その答えが、あなたらしい働き方や暮らし方への第一歩になるかもしれません。
3. 好きなことから始める副業のステップ
「好きなことを仕事にしたい」と思っても、何から始めればいいか分からないという声も多いです。
そこで、ここでは具体的なステップをご紹介します。
ステップ1:自分の「好き」を掘り起こす
「好きなことで仕事がしたい」「自分の好きを活かして暮らしたい」
そう思ったとき、まず考えたいことがあります。
それは、「好き」には実は2種類あるということです。
それが、「好きなコト」と「好きなモノ」です。
この2つは似ているようで、少し違います。
「好きなコト」とは?
「好きなコト」は、あなたがしているときにワクワクする行動や体験のこと。
たとえば:
- 写真を撮ること
 - 人と話すこと
 - 旅行の計画を立てること
 - 文章を書くこと
 - 体を動かすこと
 
これらは、行動そのものに楽しさや充実感を感じる「コト=体験型の好き」です。
「好きなモノ」とは?
一方で、「好きなモノ」は、あなたが見てときめいたり、持っていて嬉しくなるもの。
たとえば:
- 北欧インテリア
 - アンティーク雑貨
 - 手帳や文房具
 - おしゃれなカフェ
 - レトロな建物
 
これらは、あなたのセンスや世界観を映す「モノ=感性型の好き」です。
どちらの「好き」も、働き方につながる
「好きなコト」も「好きなモノ」も、それぞれの追求の仕方によって収入や仕事につながるヒントになります。
たとえば:
- 「写真を撮るのが好き」→ SNS運用代行、商品撮影
 - 「カフェが好き」→ カフェ紹介ブログ、カフェ巡りマップ販売
 - 「北欧雑貨が好き」→ 海外輸入販売や雑貨レビュー
 - 「話すことが好き」→ コーチング、相談業
 
最初は「ただ好きなだけ」と思っていたことが、
深く掘り下げていくことで、「自分らしい働き方」へと育っていくことがあります。
あなたの「好き」はどちらですか?
「好きなことを仕事にしたいけど、どこから考えていいかわからない…」というときは、
この2つの「好き」に分けて書き出してみるのがおすすめです。
まずは、「行動」として好きなこと(=コト)と、
「見て・持って」心がときめくもの(=モノ)をリストアップしてみましょう。
そこから、「どうなりたいか」「誰に届けたいか」を考えていくと、
あなたならではの発信や働き方のカタチが見えてくるかもしれません。
好きな「コト」も、好きな「モノ」も、あなたの大切な感性です。
どちらを追いかけても、きっとあなただけの道が開けていくはずです。
ステップ2:「誰かの役に立つ」形に変換する
ただ「好き」で終わらせないためには、「誰のためにどう役立つか」を考えることがポイントです。
- 編み物 → オリジナル作品を販売/初心者向けのワークショップを開催
 - 文章を書く → ブログで情報発信/Webライターとして活動
 - 写真 → SNS運用代行/商品写真の撮影代行
 - 相談に乗る → コーチング/カウンセラー
 
つまり、自分の「好き」を「相手の困りごとの解決」に変えることで、価値が生まれます。
ステップ3:まずは小さく、でも確実に始める
いきなり大きな利益を求めなくて大丈夫です。
むしろ、月に3,000円稼げたら大成功。それが「自分で稼げた」という自信になります。
ポイントは:
- 続けやすい形を選ぶ
 - 初期費用を抑える
 - 無理せず楽しめる範囲で始める
 
たとえば、ブログ運営なら月1,000円程度でスタート可能。SNSや無料のnote、Instagramから始めるのもおすすめです。
4. 好きなことで稼ぐために必要なマインド
「好きなことだけして生きていく」と聞くと、夢のように思うかもしれません。
でも実際には、「嫌なことをゼロにする」のではなく、「我慢の度合いを最小限に抑える」という考え方が現実的です。
例えば:
- 苦手な経理はアプリを使って効率化する
 - 得意なことに集中し、苦手は外注する
 - 「完璧にやろう」としない
 
大事なのは、好きなことを“続けられる工夫”をすることです。
5. 我慢の働き方から卒業するために
「我慢して働く」ことが美徳だった時代もありました。
でも、それで心も体も壊してしまったら、元も子もありません。
私たちは、もっと自分を大切にしていい。
50代だからこそ、「やりたいこと」を選び取る力も、「選ばない勇気」も持っています。
人生は一度きり。
嫌なことを我慢して生きるより、好きなことに夢中になって生きたいと思いませんか?
6. おわりに:まずは一歩踏み出そう
「好きなことで稼げるようになりたい」
「嫌なことを我慢したくない」
その想いに、年齢もキャリアも関係ありません。
むしろ、人生経験があるからこそ、伝えられること、できることがたくさんあります。
始めるのに「遅すぎる」ことはありません。
必要なのは、ほんの少しの勇気と、「自分を信じる気持ち」だけです。
今日、このブログを読んだあなたが、
「私にもできるかも」と思えたなら、
それが最初の一歩です。
  
  
  
  
