70代・80代の先輩たちが語る「50代のうちにやっておけばよかったこと」
「もし、タイムマシーンで若い頃に戻れるとしたら、何がしたい?」
こういう話題はよく出ますよね。私も「もっと、ピアノをきちんと練習しておけばよかった」「お習字教室、真面目に通っておくんだった」等々たくさん、あります。
過去は変えられないけど、未来は変えられる。これからの生き方次第で、今後の自分たちの生活は違ったものになります。
でも、何をしたらいいの!?そんな風に感じてる方も多いのでは?
今の70代・80代の方々も「50代の頃、もっと○○しておけばよかった」と感じているようです。では実際に、どんなことをやっておけばよかったと感じているのでしょうか?
これからの人生を豊かに生きるために、人生の先輩たちの“後悔”をヒントに、今のうちからできることをご紹介します。
「もっと早くやっておけばよかった」
そんな言葉を口にする70代・80代の先輩たちの声には、人生のヒントが詰まっています。この記事では、彼らが振り返る「50代のうちにやっておけばよかったこと」を4つのカテゴリに分けてご紹介します。
未来の自分のために、今から始められることを見つけてみませんか?
【健康・体力編】
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- 毎日のウォーキングなどで足腰を鍛えておく
- 歯の定期検診や治療を済ませておく
- 睡眠の質を上げる習慣をつけておく
- 健康診断を毎年欠かさず受けておく
- 筋トレやヨガなどの運動習慣を身につけておく
- 食事の見直し(塩分・糖分を減らす)
- アルコールやタバコの量を減らしておく
- 薬に頼らない生活を目指しておく
毎日少しでも体を動かす習慣をつければよかった
定期的に健康診断を受ければよかった
食生活をもっと見直せばよかった
無理な働き方を見直しておけばよかった
体力があるうちに旅行をたくさんしておけばよかった
歯のメンテナンスを真剣にすればよかった
睡眠の質を意識すればよかった
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- 毎年健康診断を受ける(病気の早期発見に)
- 適度な運動を習慣化する(ウォーキング・ヨガなど、続けやすい形で)
- バランスのとれた食生活を意識する(朝食を抜かない、野菜をしっかり摂る)
- 禁煙・節酒を心がける(将来の病気リスクを下げる)
- 睡眠の質を高める(寝具や環境を見直す)
- 歯の定期検診を怠らない(歯周病や嚥下障害の予防に)
- ストレスを溜めずに解消する方法をもつ(散歩・音楽・瞑想など)
- 趣味や外出でフレイル(心身の衰え)を防ぐ(社会参加は健康にもつながる)
「健康は資産」とよく言われますが、50代になるとそれを実感する場面が増えてきます。疲れやすくなったり、検診で引っかかる項目が出てきたりと、若い頃には感じなかった体の変化が少しずつ現れます。
【お金・仕事編】
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- 年金・保険・資産運用の知識を身につけておく
- 家計を見直し、固定費の削減をしておく
- 副業や在宅ワークを始めておく
- 老後の収支予測をシミュレーションしておく
- 持ち家・賃貸など、老後の住まい方を考えておく
- 不要なものを売ってお金を増やすクセをつける
- 収入の柱を2本以上持つ努力をしておく
- 老後の趣味が仕事になるように準備しておく
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老後資金をもっと早くから準備しておけばよかった
年金や社会保険の仕組みを勉強しておけばよかった
副業にチャレンジしておけばよかった
資産運用の勉強をしておけばよかった
家計簿をつける習慣を持てばよかった
ムダ遣いを減らしていればよかった
趣味を仕事にする方法を考えておけばよかった
老後に必要なお金の把握と準備を始める(年金額や生活費を計算してみる)
支出を記録して家計を見直す(家計簿アプリの活用がおすすめ)
つみたてNISA・iDeCoなど資産運用を学ぶ(まずは勉強から始めよう)
副業や在宅ワークを少しずつ始めてみる(スキル不要の仕事も多数)
年金の受給額を確認し、計画的に備える(ねんきんネットを活用)
働き続けられるスキルや資格を身につける(通信講座や独学でもOK)
定年後も続けられる仕事スタイルを考える(フリーランス、シルバー派遣など)
不要な保険の見直しをする(保障内容と保険料のバランスをチェック)
老後に向けて「お金」の不安はつきものです。ですが、50代で計画を立てておけば、大きな安心感を得ることができます。収入・支出・資産形成を見える化し、自分のライフスタイルに合った選択をしましょう。
【人間関係編】
- 子どもや親と本音で話す機会を増やす
- 友人・知人とのつながりを大切にしておく
- 職場以外の人間関係を広げておく
- 地元のコミュニティ活動に参加しておく
- 人付き合いに無理をしすぎない
- 断る力(ノーと言う力)を養っておく
- 孤独を恐れず、1人時間を楽しむ力をつけておく
子どもとの関係をもっと大事にしておけばよかった
親との時間をもっと大切にすればよかった
夫婦で一緒に楽しめることを見つけておけばよかった
職場以外の人間関係を築いておけばよかった
地域とのつながりを持っておけばよかった
人間関係のストレスから早めに距離を取っておけばよかった
夫婦で将来の暮らしについて話し合う(理想の老後を共有)
子どもとの距離感を保ちつつサポートする(干渉しすぎず見守る姿勢)
親の介護について情報を集めておく(制度・施設・費用を事前に調べる)
友人関係を大切にし、新しい出会いも楽しむ(同窓会や地域活動に参加)
地域やコミュニティ活動に参加する(趣味やボランティアで社会とつながる)
一人での過ごし方を楽しめるようにする(読書・映画・一人旅など)
人に頼る・助け合う力を身につける(「助けて」と言える強さを)
- 家族や友人との関係が、人生の幸福度に大きく影響します。孤独を防ぎ、支え合える関係を築くには、日頃からのちょっとした心がけがカギになります。
【心と生きがい編】
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- 自分の「好き」を知っておく
- 日記やメモで感情を整理する習慣をつけておく
- 趣味や興味のあることにお金と時間を使っておく
- ボランティアや社会貢献活動に関わっておく
- 「ありがとう」を口にする習慣を持っておく
- 笑えることを毎日1つ見つける習慣をもっておく
- 感謝ノート・ポジティブ日記をつけておく
- 「自分を褒める言葉」をストックしておく
一人の時間を楽しめる趣味を持っておけばよかった
もっと自由に、素直に生きればよかった
やりたいことリストを作って少しずつ叶えればよかった
ボランティアや社会貢献活動に参加しておけばよかった
新しいことに挑戦する勇気を持てばよかった
「ありがとう」と素直に言える自分になっておけばよかった
自分の人生を振り返るノートや日記をつけておけばよかった
趣味を持ち、日々に楽しみを見出す(手芸・音楽・写真・釣り…何でもOK)
学び直しや資格取得に挑戦してみる(オンライン講座も充実)
旅や新しい経験に積極的になる(近場でも気分がリフレッシュ)
ボランティアや人の役に立つ活動に参加する(誰かの「ありがとう」は自信になる)
日記やブログで自分の気持ちを整理する(思考の棚卸しにも)
「ありがとう」を伝える習慣を持つ(人間関係がよりよいものに)
断捨離やミニマルな暮らしを試してみる(モノを減らすと心が軽くなる)
「今を楽しむ」マインドを育てる(未来の不安よりも今日の楽しみを)
生きがいや楽しみがあることは、心の健康につながります。50代は心にも余裕が生まれる年代。自分を喜ばせる「好きなこと」にもっと目を向けてみませんか?
いかがでしたか?
先輩方の話を直接聞く機会がない私にとって、この結果はこれから先の大きなヒントになりました。
いまこの瞬間が一番若いんです。
「あのとき、こうしていれば・・・」「なんであのとき、やらなかったんだろう・・・」を
「50代で始めておいてよかった!」や「あのときに決断しておいてよかった!」とのちの
10年後、20年後に思えるように今から準備しておきましょう。
気付いた今が、そのときです!
おわりに:未来の自分へのギフト
50代以降は人間関係・健康・お金という人生に欠かせない要素が変化する時期になってきますよね。不安のないこれからの私たちの未来のためには50代で老後のための基盤をつくり、よい習慣を身につけることです。未来は過去の習慣によって作られるそうです。
人生の先輩たちが「やっておけばよかった」と感じていることは、今の私たちにとっての“未来の後悔を減らすヒント”です。
50代はまだまだ変化ができる年代。ひとつでも「これならできそう」と思えることがあれば、ぜひ今日から始めてみてください。
未来の自分が、「あのときやっておいてよかった」と思えるような行動を、今から一緒に積み重ねていきましょう。
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