50代からのジャーナリングのススメ

好奇心のススメ

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50代からの心の整え方|書く習慣「ジャーナリング」のすすめ

書くことで、心がふっと軽くなる

最近、なんとなく気持ちがモヤモヤすることが増えてきました。
仕事や家族、体調のこと……50代になると考えることがたくさん出てきますよね。
そんな私が心の整理に役立ったのが「ジャーナリング」という習慣でした。

ジャーナリングとは?

「ジャーナリング」って聞いたことありますか?
「ジャーナリング」とは、思考や感情を紙に書き出す行為のことです。「書く瞑想」とも呼ばれています。。

「書く」という行為を通じて頭の中を整理できるのです。整理ができると、モヤモヤもすっきりしてストレス軽減が期待できます。また思考の流れが可視化され、自己理解が深まります。

日記と同じかな?と始める前は思いましたが、目的や書き方がちょっと違います。日記は、その日の出来事やその時の感情を記録していき、「今日は○○映画を観てすごく感動した」「素敵なカフェでランチした。おいしかった」などの記録が中心となります。

一方ジャーナリングは、頭に浮かんだ内容を自由に書き出して自己理解を深めたり、頭の中のモヤモヤや感情を整理したりするのが目的です。主に今考えていることや未来のことなどなんでも書き出す物はOKです。

「あの場面でのあの言葉に傷ついたのはナゼか」「あのときあんなこと言ってしまったのはナゼ」「今後はどんな風な自分になりたいのか?」など、自分の内面を探る行為となのです。頭の中に浮かんできた思いをそのままに書いていくため、不思議な感覚になっていく人も。

ジャーナリングを始めるにあたって、特別な道具は必要ありません。大切なのは、自分が書きやすいと感じるものを選ぶことです。お気に入りの文具ショップが見つかると、楽しみも膨らみます。

どうやって書けばよいのかわからないという人は、ジャーナリング専用ノートを使うのもおすすめです。まずは、お気に入りの1冊を見つけてみてください。

書くことで得られた変化

      • 気持ちの整理ができる
        頭の中がごちゃごちゃしている時、書くことでスッと気持ちが落ち着きます。ジャーナリングは、ストレス軽減にもなります。日々の生活で感じるストレスや不安を言葉にして書き出すことで、心の中にあるモヤモヤした感情を整理できるのです。たとえば、パートナーとの関係に悩んでいるとします。「相手の言動にイライラする」と感じているだけでは、ストレスが溜まる一方です。しかし、ジャーナリングをして状況を書き出し、自分の感情を言語化することで問題の本質が見えてくることがあります。ジャーナリングを通じてストレスの原因を特定し、対策や対処法を考えることでストレス軽減に繋がります。書くという行為そのものが感情の浄化効果があり、ネガティブな感情を吐き出す機会となります。
      • 自分のことがよくわかる
        怒りや悲しみの原因が言葉にすることで見えてきます。ネガティブな感情をコントロールするうえでも効果的です。ネガティブな感情を抑え込んでいると、心身に悪影響を及ぼすことも。書き出すことで感情を解放し、心を落ち着かせる効果が期待できます。何かに対して怒りを感じたとき、感情を周囲にぶつけるのではなく、ジャーナリングしてみましょう。「なぜ怒りを感じているのか」「相手の立場に立って考えるとどうか」といった視点で書いていくうちに、怒りの本質が見えてきたり冷静に状況を分析できるようになったりします。
      • 新しい気づきがある
        どうして、あのような行動をとってしまったのだろう?」と、自分の行動を振り返って反省することはあっても、客観的な視点で分析するのは難しいですよね。そのようなときも、ジャーナリングが有効です。感情を言葉にして書き出すことで、自分の気持ちを冷静に見つめ直すことができるのです。
        「本当はこんなことを求めていたのかもしれない」「このような視点で見れば良かったのかも」といった気づきを得られることで、自己理解を深めることに繋がります。書いている途中で、「あ、そういうことだったのかも」と思う瞬間があります。

私のおすすめ!ジャーナリングのやり方

  1. お気に入りのノートを見つける
    私は方眼紙のノートと滑らかなボールペンを使っています。お気に入りを使うと、書く時間が楽しみになります。
  2. テーマを決めてみる
    「最近モヤモヤしていること」「今日、感謝したいこと」「今の自分に必要なこと」など。テーマを決めると書きやすくなります。
  3. 時間を決めて書く
    私は朝の10分。お気に入りのアロマとコーヒーを飲みながら静かな時間に、自分の心と向き合っています。
  4. 書いたことを少しだけ振り返る
    書きっぱなしでもOKですが、最後に「今日書いてみてどうだった?」と一言振り返ると気づきが深まります。

こんな方にこそおすすめ

・最近ストレスが多いと感じる方
・自分が何に悩んでいるのかよく分からない方
・新しい自分の可能性を見つけたい方
・暮らしを少しだけ整えたい方

ありのままに書くことの大切さ

ジャーナリングを続けていくなかで、私が一番大切にしていることがあります。
それは「良いことを書こうとしない」「きれいにまとめようとしない」ということ。
書くことに正解はありません。誰かに見せるわけではないのですから、自分の心に嘘をつかずに書いていいのです。

たとえば、「今日はなんだかやる気が出ない」「理由もなくイライラする」「ふとした一言が胸に引っかかった」・・・そういった小さな感情でも構いません。
むしろ、そういう時こそノートを開いてみてください。頭の中に浮かんだ言葉を、そのまま書いていくことで、気持ちがすーっと落ち着いていくのを感じるはずです。

そしてもうひとつ、大事なのは「自分を裁かないこと」。
ネガティブな感情を書き出したとしても、「こんなことを書いてはいけない」と思う必要はありません。
自分の心の奥にある本音に触れることこそが、ジャーナリングの目的でもあります。

「私は本当はこう感じていたんだな」「実は、ずっと我慢していたんだな」・・・そうした気づきが、あなたの内側にある“自分らしさ”を再発見させてくれるきっかけになるのです。

最初は難しく感じるかもしれません。でも、毎日じゃなくても大丈夫です。
書きたくなったときに、書きたいだけ書いてみる。
それが、あなたらしいペースでありのままの自分と向き合うための、最も自然な方法かもしれません。

無理なく習慣にするために

静かな朝時間や、夜寝る前の10分がおすすめです。
「毎日書こう」と思わず、「思いついた時だけ」くらいのゆるさで十分です。
書くたびに心が整っていく感覚を、ぜひ味わってみてください。

まとめ:書くことで、自分にやさしくなれる

50代は、自分と向き合うための大切な時間。
目まぐるしい日々の中で、「私の本当の気持ちは?」「これからどうしたい?」と立ち止まる瞬間を持つことが、これからの人生をより豊かにしてくれると思うんです。
まずはノート1冊から、始めてみませんか?

家にあるノートから始めても大丈夫。ジャーナリングは自分ルールです。書き始めると止まらなくなることもあります(笑)
ジャーナリングは、あなたの心にそっと寄り添ってくれるパートナーになりますよ。

 

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