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映画館で映画観てますか？
普段私は家で映画や海外ドラマを楽しむ派ですが、
今回は公開初日に見たい映画を観てきました！

50代から始める「自分のための人生」 ― 70代・80代が語る後悔から学ぶこと

観てきた映画は『最後のピクニック』。人生の最終章を迎えた人々が、それぞれの思いを胸に最後の時間を過ごしていく姿が描かれており、観終わった後に心に深い余韻が残りました。家族のために、仕事のためにと走り続けてきた人が、ようやく「自分の人生」に向き合う姿に、「私はどう生きたいのだろう」と問いかけられたように感じたのです。

70代や80代の方と話していると、よく耳にする言葉があります。
「もっと50代のうちに、自分のために時間を使えばよかった」
この声は決して少なくありません。人生経験を積んだからこそわかる後悔や気づきには、50代の今を生きる私たちにとって大きなヒントが隠されています。

ここでは、シニア世代が語る「50代でやっておけばよかったこと」を紹介しながら、これからの人生をどう過ごすかを一緒に考えてみたいと思います。

健康は一朝一夕には取り戻せない

「もっと歩いておけばよかった」「甘いものを控えればよかった」――健康に関する後悔は、どの世代の高齢者からもよく聞かれます。50代はまだまだ元気ですが、実は体は確実に変化しています。無理をすると翌日に響く、血圧やコレステロール値が気になる、といった小さなサインが出始めるのもこの年代です。

70代になって「運動しておけばよかった」と思っても、一から体を作り直すのは大変です。だからこそ50代のうちに、ウォーキングやストレッチなど日常的にできる習慣を身につけておくことが未来の自分を支えてくれます。健康は「今日の積み重ね」でしか守れないのです。

趣味や学びは「心の資産」になる

「仕事ばかりで、趣味らしい趣味を持たなかった」――そんな声も少なくありません。退職後に急に時間ができても、何をしていいかわからず戸惑う人は多いのです。

一方で、50代のうちから趣味や学びを続けている人は、人生の後半がとても充実しています。読書や旅行、絵画、音楽、スポーツ……規模の大きさは関係ありません。「自分がワクワクすること」を大切にすることが、心を豊かにしてくれます。

学び直しも同じです。資格取得や語学の勉強など、興味があることに挑戦すれば、仕事や人間関係にも新しい風が吹き込みます。趣味や学びはお金では買えない「心の資産」になるのです。

人とのつながりは心の支え

「もっと友人を大事にすればよかった」「人付き合いを面倒がらなければよかった」――これもよく聞く後悔です。

家族はもちろん大切ですが、人生の後半では「家族以外の人とのつながり」が心の支えになります。友人とのおしゃべりや、同じ趣味を持つ仲間との時間は、心を軽やかにしてくれるものです。

50代は仕事や家庭の事情で人付き合いが疎遠になりがちですが、今からでも大丈夫。昔の友人に連絡をとったり、地域のサークルに参加したりするだけで、新しいつながりが広がります。孤独を防ぎ、心の健康を守るためにも、人間関係は大切にしたいですね。

お金と時間は「自分のため」にも使う

「子どものために貯金はしたけれど、自分の楽しみにはほとんど使わなかった」――そんな声も少なくありません。もちろん家族のための出費は大切ですが、自分の人生を楽しむためのお金や時間を確保することも同じくらい重要です。

旅行に行く、美味しいものを食べる、好きな習い事をする――こうした体験は心を豊かにし、日々の生活に彩りを与えてくれます。自分の喜びを後回しにせず、意識的に「自分のための時間」を作ることが、家族にとっても笑顔の源になるのです。

自分らしさを後回しにしない

多くのシニアが口にするのは「もっと自分らしく生きればよかった」という思いです。周囲の期待や役割に応え続けた結果、本当にやりたかったことを置き去りにしてしまう。そんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

50代は、人生の後半をどう生きるかを選べる年代です。「私はこう生きたい」と胸を張って言える選択をしていきたいものです。小さなことでもかまいません。好きな服を着る、好きな音楽を聴く、会いたい人に会う――そうした積み重ねが「自分らしい人生」を形づくっていきます。

まとめ ― 今からでも遅くない

映画『最後のピクニック』が教えてくれたのは、「人生の終盤は誰にでも訪れる」という当たり前の事実でした。そして、70代・80代の声から学べるのは「後悔は小さなことの積み重ね」だということです。

でも朗報があります。私たちが今50代であるなら、まだ十分に軌道修正ができるということです。健康を意識する、趣味を持つ、人とのつながりを大事にする、自分のためにお金や時間を使う、そして何より自分らしく生きる。

これらを少しずつ実践するだけで、未来の自分に「ありがとう」と言える日が必ず来るはずです。

50代は、人生を「誰のため」ではなく「自分のため」にデザインし直せる貴重な年代。今この瞬間から、自分の人生にもう一度色を添えていきましょう。

映画やドラマって違う自分の世界を見せてくれることありますよね。
これからもたくさんの映像作品を観ていきます！